人間たちが暮らしている現世界とは別の次元に存在する『可能性の王国』は、現世の人間の感情の揺らぎから生み出されるエネルギー『セレモーション』を実用し、豊かな生活を送っていたのですが、近年はそのエネルギーが枯渇するようになり、危機に瀕していました。
王国の人々が原因を調べると、はるか昔に王国を追放された9人の悪党、通称『ナイン・ドリーム・ナイツ』が現世の人々に恐怖や悲しみを与え、エネルギーを横取りしていたのです。
そこで王国はこの事態を解決するために、妖精『ペカル』を現世に送り込みました。彼の使命は、『虹のメダル』を使って伝説の戦士『ナナ』を探し、彼女と協力して現世の人々に歓びや感動を与えてエネルギーを回収する事。
人間世界にやってきたペカルはナナを探している折に、ナイン・ドリーム・ナイツであり、自身の兄である『ヒエロ』が人々からエネルギーを奪っている所に遭遇します。兄を止めるため、ペカルが立ち向かうも返り討ちに合い、虹のメダルを一部奪われてしまいました。
その時、逃げ惑う人々の中にペカルに気付いた女の子たちがいました。『イタル、コトネ、アスカ』の仲良し3人組です。彼女たちに反応し、輝くメダル3枚のうちの1枚『レッドメダル』をペカルが投げると、イタルの体に吸い込まれ、変身が始まりました。伝説の戦士『ナナ』誕生です。こうして、イタル、コトネ、アスカの3人とペカルの冒険が始まったのです。